○ パイレーツ 9 － 2 レッズ ●
＜現地時間10月1日　PNCパーク＞

　パイレーツの筒香嘉智外野手（29）が1日（日本時間2日）、本拠地でのレッズ戦に「2番・右翼」で先発出場。先制打と決勝生還を記録する働きでチームの勝利に貢献した。

　初回、無死三塁の好機でレッズの先発右腕・カスティーヨと対戦。カウント2－1後の4球目チェンジアップをキッチリと転がし、遊ゴロで先制点となる打点を記録した。3回の第2打席は四球で出塁。5回の第3打席は見逃し三振に倒れた。

　1－1の同点で迎えた8回は、イニング先頭で4番手左腕・ギャレットと対戦。カウント2－1後の95.6マイル（約154キロ）の高め直球を弾き返すと、打球はシフトの逆を突く左前打となった。筒香はそのあと三塁へ進み、相手投手の暴投で決勝のホームイン。パイレーツはその後も打線がつながり、一挙8点のビッグイニングとした。

　筒香は8回にもう一度打順が巡り、第5打席は三飛。この日は4打数1安打1打点、1四球1得点1三振で今季の通算打率は.220。パイレーツ移籍後の打率は.275となった。