ポストシーズン進出へ、負けられないマリナーズ
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が2日(日本時間3日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。好機だった3回の第2打席で勝負を避けられ、リーグ1位を更新する18度目の敬遠を記録した。
マリナーズの先発左腕・ゴンザレスに対し、一死無走者だった初回の第1打席は中飛。カウント2-2後のカットボールにバットを合わせたが、飛距離は出ず中堅手のグラブにダイレクトで収まった。
3回の第2打席は、1番・マーシュが逆転となる2点適時二塁打を放ったあと、なおも無死二塁の好機。ゴンザレスの投球が3球連続でボールになったあと、マリナーズのサービス監督は申告敬遠を指示し一塁へ歩いた。
大谷はここまで99打点を記録しており、トップと3差の本塁打争いだけではなく、日本人では2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来となるシーズン100打点に王手をかけている状況。ポストシーズン進出へ負けられないマリナーズは、3試合で6四球を与えた前回の3連戦に続き、またも“四球攻め”を実行してきた。