● マリナーズ 1 - 2 エンゼルス ○
<現地時間10月1日 Tモバイル・パーク>
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が1日(日本時間2日)、敵地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。リーグ断トツの18敬遠目で1出塁を記録したが、3打数無安打1三振に終わり9試合ノーアーチとなった。
マリナーズの先発左腕・ゴンザレスに対し、一死無走者だった初回の第1打席は中飛。カウント2-2後のカットボールにバットを合わせたが、飛距離は出ず中堅手のグラブにダイレクトで収まった。
3回の第2打席は、1番・マーシュが逆転となる2点適時二塁打を放ったあと、なおも無死二塁の好機。ゴンザレスの投球が3球連続でボールになったあと、マリナーズのサービス監督は申告敬遠を指示し一塁へ歩いた。今季18度目となる敬遠数はリーグ断トツ。好機で勝負を避けられ、日本人では2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来となるシーズン100打点到達はお預けとなった。
二死無走者だった5回の第3打席は二ゴロ。同じく二死無走者だった8回の第4打席は3番手右腕・シーウォルドと対戦し、最後はカウント2-2後の直球に差し込まれ空振り三振に倒れた。この日は3打数無安打、1四球1三振の内容で打率は.258。9試合ノーアーチで48本塁打でランキング1位のペレス(ロイヤルズ)とは3本差のままとなり、今季は残り2試合となった。
エンゼルスは1点を追う3回、マーシュの2点適時二塁打で逆転。その後は追加点を奪えなかったが、この日は投手陣が踏ん張りポストシーズン進出へ負けられないマリナーズに競り勝った。