巨人の顔がまたひとつ金字塔
巨人の坂本勇人選手(32)は2日、東京ドームで行われたDeNA戦の第2打席でレフトへの二塁打を放ち、史上14人目の通算400二塁打を達成。
高卒でのプロ入りから15年。32歳9カ月での到達は、プロ野球史上最年少の記録となった。
2日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、この偉業は話題に。解説者からは驚きの声も漏れた。
現役時代に内野手として活躍した高木豊氏は、「ショートを守ってこれだけの記録を残すのは、本当に神様みたいな選手ですよ」と大絶賛。
身体的にも、精神的にも負担の大きなポジションで活躍し続けている点を強調しつつ、「2000本安打も達成していますけど、この400二塁打というのも。素晴らしい選手ですね」と讃えた。
また、最年少での偉業達成となると、二塁打の日本記録への挑戦というところも楽しみになるが、NPBにおける二塁打の通算記録を持っているのは立浪和義氏。
ターゲットは「487」という数字になるが、番組に出演した谷繁氏は「時間の問題だと思いますけどね」と、日本記録の更新にも期待を寄せる。
思えば、立浪氏もショートやセカンドといった負担の大きなポジションでゴールデングラブ賞を獲得した内野の名手だったが、坂本はこの偉大な記録にどれだけ近づき、そして超えて行くことができるか。これからのキャリアもたのしみだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』