本塁打王と打点王に輝く
イースタン・リーグが3日、全日程を終了し、2020年ドラフト1位ルーキーの西武の渡部健人内野手(22)が、19本塁打、64打点で本塁打と打点の二冠を達成した。
1年目の目標として、同チームの山川穂高(29)が14年に記録した21本塁打を目標としたが、2本差で惜しくも届かなかった。一方、打点は山川の62打点を上回る成績となったが、三振数は約2倍の104個と課題も見つかったルーキーイヤーとなった。
また、渡部について松井稼頭央二軍監督は、「本人は、もっと出来たという気持ちがあるかもしれないが、プロの世界はそんなに甘くない」としつつ、「1年目から自分の持ち味を発揮して2冠をとったことは素晴らしいことだと思う」と評価。「これをひとつの自信にして欲しい」とエールを送り、来季以降の一軍での活躍に期待を寄せた。