中米&カリブ海から期待の若手3選手を獲得
ソフトバンクは4日、ドミニカ共和国とメキシコ出身の3名と育成契約を結んだと発表した。いずれの選手も2022年1月に来日し、春季キャンプよりチームに合流する予定とのこと。
今回契約を結んだのはメキシコ出身のアレクサンダー・アルメンタ投手(17)、ドミニカ共和国出身のマイロン・フェリックス投手(21)とフランケリー・ヘラルディーノ内野手(16)の3名で、いずれも将来的な戦力としての期待を込めての獲得。
最年長のフェリックスは190センチ・81キロの長身右腕で、これが初のプロ契約とのこと。元阪神のラファエル・ドリス投手と同郷で「彼から日本の野球はレベルが高いと聞いています。自分も同じように日本で活躍したいですし、1日も早く一軍で投げられるよう努力していきます」とコメントした。
一方、球団史上最年少の16歳で選手契約を結んだヘラルディーノは右投両打の内野手で、「自分がしっかり結果を出して、次の若いドミニカ人選手への道を作りたいです」と意気込み十分。「日本でいっぱい練習をして、走攻守すべてにおいてレベルアップできるよう頑張ります」とジャパニーズドリームを見据えている。
今回契約した3名の中で唯一プロ経験があるアルメンタ投手は、わずか2試合ではあるものの今年メキシカンリーグでプロデビューした左腕。入団決定の知らせを受け、「まさか日本の球団からオファーが来るとは、思っていませんでしたので、話をもらった時は両親と一緒に喜びました。日本にはすごくいいピッチャーが大勢いる事は知っています。自分も日本のトップピッチャーになれるよう、体力、技術を身につけていきたいです」と、日本でのさらなるステップアップを誓った。