15年のドラ1右腕が自由契約に
西武は5日、育成契約の多和田真三郎投手(28)、大窪士夢投手(21)と来季の契約を結ばない旨を通告した。
2015年のドラフト1位で富士大から西武に入団した多和田は、18年に16勝(5敗)を挙げて最多勝のタイトルを獲得したが、翌19年オフに自律神経失調症を患っていることが公表され、20年オフからは育成選手として再契約を結び、支配下復帰を目指していた。通算では72試合に登板して、29勝21敗、防御率4.17という成績だった。
一方、2018年のドラフトで育成2位指名を受け、北海高から西武に入団した199センチの長身右腕・大窪は今季、独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに派遣されて経験を積み、イースタンでは16試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率3.58という成績だった。
球団が発表した両選手のコメントは以下のとおり。
▼ 多和田真三郎投手
6年間という短い間ではありましたが、とてもいい経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。
今後については、ピッチャーとして野球を続けていければと思っています。
▼ 大窪士夢投手コメント
今後は野球を続けるかどうかも含めて、少し時間をかけて考えたいと思います。
3年目の今年は、春先にファームでたくさんの実戦経験を積むこともできましたし、防御率も良かったので、自分の中で一つでも成長できたと思えることもありました。
いつかは二ケタの背番号を背負ってメットライフドームのマウンドで投げたいと思って頑張ってきましたが、自分の実力不足で叶いませんでした。
3年間、これまでたくさんのファンの方々に応援していただきましたので、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
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※追記(10月5日13時35分)
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球団からの発表を受け、両選手のコメントを追記しました。