育成ドラフト1号、支配下昇格ならず
日本ハムは5日、育成契約の海老原一佳選手(26)と来季の契約を結ばないことを発表した。
海老原は創価高から創価大、BCリーグ・富山を経て、2018年の育成ドラフト1位で入団した外野手。同球団にとっては初の育成ドラフト指名選手だった。
ファーム45試合に出場した2年目の昨季は、力強いスイングを武器にチーム2位の10本塁打を放つなど持ち味をアピールしていたが、今季は41試合の出場で打率.169、2本塁打と低迷。
育成契約の選手については在籍3シーズンで一度自由契約となる規定があるが、球団は来季の契約を結ばないことを通達。ファーム本拠地の鎌ヶ谷で目指していた支配下昇格には届かず、育成3年目のシーズンを最後に退団することになった。