オリックス・山本由伸 (C) Kyodo News

◆ 投票期間は9日まで

 スポーツ専門チャンネル『DAZN(ダゾーン)』は7日、『プロ野球月間最優秀バッテリー賞』の8月度(対象期間:8/13-8/31)候補バッテリーを発表した。

 今シーズンも月間賞の選考委員を、多村仁志さん(セ・リーグ)と中村紀洋さん(パ・リーグ)が務め、それぞれが月間最優秀バッテリーの候補3組を選出し、DAZNの公式Twitter(@DAZN_JPN)で発表。ツイッターのアンケート機能を活用したユーザー投票で得票率の高いバッテリーが、セ・パ各リーグの『月間最優秀バッテリー』として表彰される。

 今回の投票期間は9月9日(木)の正午まで。各リーグの候補に挙がったバッテリーと選考委員評は以下の通り。

◆ セ・リーグ候補バッテリー
【1】石川雅規-中村悠平(ヤクルト)
ベテランの石川は期間中、4試合24イニングを投げて防御率1.50と熟練した投球術でチームに勢いをもたらし、守備力の光る中村は打率.262、4打点と、打撃面でもチームの勝利に貢献した。

【2】今永昇太-戸柱恭孝(DeNA)
今永は期間中、4試合29イニングを投げて、防御率1.55、25奪三振と、安定感のあるピッチングを披露。戸柱は同期入団でもある今永を巧みにリードし、左腕エースの力を存分に引き出した。

【3】髙橋遥人-梅野隆太郎(阪神)
髙橋は期間中、2試合16イニングを投げて無失点。9月25日の巨人戦ではプロ初完封も記録した。9月4日の巨人戦で逆転2ランを放ち、勝利に貢献した梅野は、扇の要としてチームを牽引している。

◆ パ・リーグ候補バッテリー
【1】瀧中瞭太-炭谷銀仁朗(楽天)
初ノミネートのバッテリー。瀧中は期間中3試合18イニングを投げて防御率1.00と抜群の安定感。それを引き出した炭谷は全3試合でマスクを被り、2年目右腕の高パフォーマンスを引き出した。

【2】山本由伸-若月健矢(オリックス)
月間バッテリー賞の常連コンビ。3カ月連続のノミネートで、山本は期間中、4試合30イニングを投げて防御率0.90、34奪三振。その全4試合でマスクを被った若月は、エースを巧みにリードして首位を追うチームを鼓舞した。

【3】マルティネス-甲斐拓也(ソフトバンク)
マルティネスは4試合27イニングを投げてリーグトップの防御率0.67と圧巻のピッチングを披露。甲斐は期間中に2本塁打と、強肩・リード以外でもチームに貢献した。

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