歳内は自身2度目の通告受ける
ヤクルトは6日、歳内宏明投手(28)、中尾輝投手(27)、蔵本治孝投手(26)の3名に来季の契約を結ばない旨を通達したと発表した。3投手はいずれも今季ここまで一軍登板がなかった。
歳内は2019年オフに阪神から自由契約となり、四国アイランドリーグplus・香川を経て、昨季途中にヤクルトへ加入。2020年10月1日のDeNA戦(横浜)で7回無失点と好投し、自身5年ぶりとなるNPB勝利を手にしていた。
しかし、ヤクルトで挙げた白星はこの1試合のみで、2020年は7試合に登板し1勝2敗、防御率4.28の成績。今季はファームで6試合(16回1/3)に登板し1勝2敗、防御率6.06と振るわず、一軍昇格がないまま、自身2度目の戦力外通告となった。
中尾は名古屋経済大から2016年ドラフト4位で入団したリリーフ左腕。2年目の2018年に自己最多54試合に登板するも以降はコンディション不良にも悩まされ登板機会が激減。今季はファームで16試合に登板し防御率5.79の成績だった。
蔵本は岡山商科大を経て2017年3位で入団した右腕。2年目の2019年にプロデビューし8試合に登板したが、以降は一軍登板機会がなく、今季はファームでも12試合の登板にとどまっていた。