2021.10.07 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 4 | 終了 | 3 | 北海道日本ハムファイターズ |
京セラD大阪 |
約1カ月ぶりの先発登板
オリックスは6日、翌7日に行われる日本ハム戦に増井浩俊を先発させることを発表。古巣との一戦を前に、増井が自身の状態などを語った。
今季は12試合に先発し、3勝6敗、防御率4.95という成績の増井は、9月5日のソフトバンク戦以来の一軍マウンドとなる。一軍では久々の登板となるが、「状態はまずまず。ファームに行く前は、カウント不利な場面で勝負して痛打というのがあった。なるべく自分のカウントを有利に進められるようにファームでもやってきたし、そういうピッチングができれば」とリベンジを誓う。
また、「ここで投げさせてもらえるということは、どうにか勝ちに繋げるようなピッチングをしたい」と、優勝争いを繰り広げている中での登板に意欲を燃やした。
日本ハム時代には優勝を経験しているが、「僕はあまり貢献していない」と自重しつつ、「良い状態なので、この勢いのままいけばいい。プレッシャーはどうしてもかかるので、守りに入らず、縮こまらず、いかに普段通りできるのかというところ。なかなかこういう経験はできないので、悔いが残らないように攻めて欲しい」とアドバイスを送った。
かつての同僚である日本ハム・斎藤佑樹の引退に関しては「感じるものはある。佑ちゃんは僕の1年後に入ってきて、入ってきたときからキラキラしてて、大好きだった。彼と一緒にプレーをしたのは宝ですし、僕もまだ現役でできるので、佑ちゃんの分までじゃないですけど、辞める人の分まで頑張りたい」と、かつての同僚に対する熱い思いも口にした。
取材・文=どら増田