骨折から半月で復帰
首位を追うロッテが3連勝。
6日の西武戦では、右足甲の骨折から復帰2戦目のレオネス・マーティンが“復活”をアピールする26号ソロを放った。
9月19日の日本ハム戦で自打球を当て、右足甲を骨折したマーティン。
当初はレギュラーシーズン中の復帰は難しいのでは…という声も聞かれていたが、なんと2週間とちょっとで一軍に復帰。復帰戦の第1打席で二塁打を放つなど、元気な姿を見せていた。
そして迎えた6日のゲーム。荻野貴司の先頭打者弾で先制した直後、二死を挟んで迎えた第1打席。西武先発・本田圭佑のストレートを振り抜くと、打球は右中間スタンドに突き刺さる26号ソロ。ベンチ前でエチェバリアと喜びの舞を披露した。
この日は第3打席で安打も放ち、3打数2安打で勝利に貢献。復帰から2戦続けて“復活”ぶりをアピールしている。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した岩本勉氏は「いくら保護の道具をつけていても不安は拭い去れないと思う。そこで結果を出したというのは…」と驚きを口にしつつ、「どんな治療をしたのか、どんなものを食べたのかなどなど…聞きたいことは山ほどありますね」と直撃取材を希望するほどだった。
つづけて、「地面に近い足のケガって、長引いたり、なかなか回復が遅くなるじゃないですか。それでこんなに結果を出しているんですからね」と、復帰2戦で快音を響かせた点を強調。
逆転優勝に向けて、ロッテに頼れる男が帰って来た。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』