今年ラストは巨人と阪神のルーキーが受賞
日本野球機構(NPB)は7日、9・10月度の『スカパー!ファーム月間MVP賞』の受賞者を発表。イースタン・リーグは巨人の中山礼都選手(19)、ウエスタン・リーグは阪神の村上頌樹投手(23)が選出された。
巨人のドラフト3位ルーキー・中山は対象期間の全21試合に出場し、リーグトップの30安打をマーク。うち6本の二塁打はリーグ2位タイ、打率.380と40塁打はリーグ3位の好成績で、高卒ルーキーながら堂々たるプレーぶりで存在感を示した。
一方、阪神のドラフト5位ルーキー・村上は3戦3勝でリーグトップの勝利数を記録。17イニングを投げリーグ2位の防御率1.06と安定感ある投球でチームのウエスタン制覇に貢献。今季は最優秀防御率と最多勝、勝率第一位の投手三冠にも輝いた。
なお、両リーグともにルーキー選手が受賞したのは、2018年6月に村上宗隆(ヤクルト)と大竹耕太郎(ソフトバンク)が選出されて以来3年ぶり。
受賞者には両リーグから記念品、スカパーJSAT株式会社からは賞金5万円が贈られる。