西武・松本航投手

◆ 6月28日以来10戦ぶりの白星

 西武の松本航がプロ3年目にして初完投を初完封で飾り、6月28日以来10試合ぶりの白星を手にした。

 松本は初回、二死一塁から柳田悠岐に右翼線への二塁打を許して二死二、三塁のピンチを背負ったが、5番・デスパイネを中飛に仕留めてピンチを切り抜けると、打線の援護もあり尻上がりに調子を上げ、2回以降は7回一死まで無安打ピッチングを披露した。

 一方の打線は2回裏、四球絡みで一死満塁の好機を作ると、二死後に源田壮亮の適時打で先制。続く3回には二死から中村剛也が中安打で出塁し、そこからの3連続四球で2点目を加えた。4回は川越誠司と源田の連打と犠打で一死二、三塁とし、森友哉の犠飛と中村の二塁打でリードを広げ、松本を援護する。

 松本はテンポの良い投球を披露し続けていたが、7回一死後からデスパイネの飛球を中堅手・岸潤一郎がグラブに当てながらもこぼし、一死三塁のピンチ。しかし、迎えたリチャードを空振り三振に仕留めると、松田宣浩には際どいボールを見極められて四球を与えたが、代打で登場した柳町達を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

 その裏、西武は呉念庭の10号ソロなどで3点を奪って7−0とし試合の大勢を決めると、松本が最終回のアウトを全て三振で奪って試合終了。立ち上がりは不安定だったものの、「今日は粘れたことが一番良かった」と振り返った松本が9回を135球、2安打、10奪三振のピッチングを見せ、6月28日以降足踏みが続いていたキャリアハイの8勝目を手にした。

 お立ち台に上った松本は「後半戦始まってから勝てていなかったので、勝ちがついてホッとしています」と安堵の表情を見せると、目を潤ませながら「初完投初完封なので非常に嬉しい」と笑顔を見せ、「(この勝利を)自信にして次の試合もしっかり投げたいと思います」と、残りわずかとなった登板機会に意欲を見せた。

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