ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

◆ “復帰戦”で上々7回2失点

 ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)は7日、本拠地での楽天戦に先発し7回(88球)を投げ、4安打8三振2失点と好投。勝利投手の権利を得られないまま降板し、マリン初勝利はまたしてもお預けとなったが、腰の張りからの全快を印象づける力投を見せた。

 佐々木は9月23日に先発予定だったものの、試合当日に「腰の張り」を訴え登板回避。この日は9月10日・楽天戦で田中将大と投げあって以来、約1カ月ぶりのマウンドだった。

 久々の実戦登板で状態が気になるなか、初回からプロ入り後最速タイの158キロをマークするなど全快アピール。チームがリードを奪ってから鈴木大地のソロホームランと島内宏明の適時打で同点とされたが、自らの悪送球で招いた7回のピンチも切り抜け、ハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責点2以下)で試合を作った。

 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大久保博元さんは「今日は基本的に回転軸もきっちり縦にシュート回転せずに投げられて、フォークもまっすぐ落ちている。ダイナミックさも出てきましたし、高校時代の良いときのピッチングが戻ってきたように見えた」とコメント。佐々木朗の躍動感ある投球を振り返った。

 また、同じく番組に出演した大矢明彦さんは「体の力がだんだん強くなってきましたよね。ピッチングで覚えなきゃいけないことはまだあるんですけど、いま持っているものはマウンド上で出せるようになってきていると思う」と、着実にステップアップしていることを強調。「佐々木が登板する日は非常に楽しみだなと、そういう気持ちにさせてくれるピッチャーですね」と話した。

 チームは9回サヨナラ負けで首位・オリックスまで再び1.5ゲーム差に離されたが、日本球界屈指の大器は着実に成長中。優勝争い真っ只中での次回登板にも期待が高まる内容だった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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