ケガで1232試合の出場に留まるも1108安打を記録
ソフトバンクの長谷川勇也選手(36)が8日、今季限りで現役を引退することを発表。
9日に会見を開き、自身の言葉で引退について語るという。
酒田南高から専修大を経て、2006年のドラフト5位でソフトバンクに入団した長谷川。
通算15年で1232試合に出場。2015年以降は故障にも苦しみ、安定した出場機会を確保できなかった中、通算打率は.288、安打も1108本をマークしている。
今季は代打の切り札として控えつつ、時にはスタメンで起用に応える1試合2本塁打を放つなど、ここ5年で最多の70試合に出場。しかし、ソフトバンクの打撃職人は今季限りでユニフォームを脱ぐことを決断した。
8日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、長谷川の決断が話題に。
通算2062安打を放った谷沢健一氏は、「大きなケガがあってね…」と近年の出場数減を悔やみつつ、「投手に圧力をかけられる打者でしたよね」とその特徴を振り返る。
「打席を見ると、いつもホームベースの近くに軸足が経って、投手に踏み込んでいくという。その辺の“圧”というのが、長谷川らしさだったなと思う」と語り、これまでの奮闘をねぎらった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』