ヤクルト・塩見泰隆 (C)Kyodo News

◆ 首位躍進の燕軍団を牽引する“不動の1番”

 ヤクルトが阪神との首位攻防第3戦を6-4で制しカード勝ち越し。6年ぶりのセ・リーグ優勝へのマジックナンバーを2つ減らし「9」とした。

 この日は塩見泰隆が決勝打を含む3打数2安打2四球の5出塁で、2打点3得点の大活躍。第1打席に先制点を呼び込む四球を選ぶと、第3打席には1点差に詰め寄るバックスクリーンへの13号ソロ。同点で迎えた6回の第4打席では、一死二塁から前進守備のセンターの頭上を超える決勝適時二塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

 10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀さんは「塩見の打撃が一番目立ちました」と首位攻防ラウンド第3戦を振り返り、「チームに流れを引っ張り込んでくる打撃でしたよ」と、文字通りチームを牽引したリードオフマンの働きぶりを称賛。

 また、同じく番組に出演した金村義明さんは「(打球を)引っ張る意識なんて全くない。ボールの内側からバックスクリーン方向へフォロースルーが大きい。入団当初から身体能力の高さはわかってたんですけど、完璧にバッティングを掴みましたね」と、プロ4年目にしてキャリアハイのシーズンを過ごしている塩見の打撃について言及し、「バッターは詰まることが怖いんですけど、彼は一切詰まることを怖がってないですから。詰まっても押し込むくらい。素晴らしいバッティングですよ」と好調の要因を分析していた。

 塩見は武相高から帝京大、社会人のJX-ENEOSを経て2017年のドラフト4位でプロ入りするも、3年目までは故障にも悩まされてレギュラーポジション奪取ならず。4年目の今季は「6番・中堅」で開幕スタメンに名を連ね、5月から「1番・中堅」に定着。10日終了時点でキャリアハイを大きく更新する126試合に出場し、打率.296、13本塁打、57打点、21盗塁の好成績で、首位を走るチームを牽引している。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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