阪神の小野寺暖 (C) Kyodo News

◆ 幸先良く先制も…追加点をどう奪う!?

 阪神が接戦を制し、巨人相手に14年ぶりとなる勝ち越しを決めた。

 同日の試合で首位のヤクルトが敗れたため、ゲーム差を「2」に縮めることにも成功したが、2回に2点を先制してからは追加点が奪えず、1点差で辛うじて逃げ切る展開となった。これには、12日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた田尾安志さんも、「追加点がとれない試合が多い」と指摘。このところの試合における課題の一つに、次の1点を奪えないことを挙げた。

 田尾さんは、5回に近本光司の二塁打と相手のミスで無死一、三塁となった場面を挙げ、「ここで小野寺にスクイズでも良かったと思う」とコメント。この試合で3番に入っていた小野寺暖であれば、色々な作戦がとれたとの見解を示し、「この回に1点を取っていれば3-0になって、試合をより優位に進められる場面だった」 と主張した。

 小野寺は1球目にセーフティースクイズの構えを見せ、その間に一塁走者の中野拓夢が二盗に成功。無死二、三塁となったところで打ちに出て遊ゴロとなり、続くマルテが申告敬遠。糸原健斗が捕邪飛、ロハス・ジュニアが三振に倒れて3点目を奪うことはできなかった。

 結局、試合には競り勝ったものの、7回を任せられる絶対的なピッチャーが不在ということもあり、この日は先発の青柳晃洋を7回まで引っ張るしかなかった。打線の状態が前半戦ほどではない今、次の1点をどのように奪っていけるかが、今後の阪神の行末を左右することになるかもしれな。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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ベースボールキング編集部

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