◆ 107勝vs.106勝「事実上のワールドシリーズ」

 ジャイアンツとドジャースが顔を合わせたナショナル・リーグのディビジョンシリーズ(NLDS=ナ・リーグ地区シリーズ)は、第4戦を終え2勝2敗のタイ。決着は現地14日(日本時間15日)にジャイアンツの本拠地「オラクルパーク」で行われる第5戦にもつれ込む展開となった。

 両軍はナ・リーグ西地区に同居し、今季は球団史上最多の107勝を挙げたジャイアンツが9年ぶりとなる地区制覇を達成。対するドジャースは106勝とあと一歩及ばず、地区9連覇を逃した。

 それでもドジャースは、カージナルスとのワイルドカードゲームを劇的なサヨナラ勝ちで制し、ジャイアンツが待つ地区シリーズ進出権を獲得。ポストシーズンでの両軍の対戦は、意外にも今回が初めてとなった。

 ジャイアンツ10勝、ドジャース9勝だったレギュラーシーズン同様、ポストシーズンでも戦前の予想通りここまで2勝2敗と拮抗。ア・リーグを含めた今年の地区シリーズ全4カードの中で唯一、第5戦までもつれ込むことになった。

 その最終決戦の先発投手は、ジャイアンツが右腕のローガン・ウェブ、ドジャースは左腕のフリオ・ウリアス。両投手とも今回の地区シリーズではすでに1度ずつ先発登板し、それぞれ白星を手にしている。

 24歳のウェブはポストシーズンデビューとなった第1戦に先発し、8回途中無失点の快投。11勝3敗、防御率3.03だったレギュラーシーズンは、3敗目を喫した5月5日(同6日)のロッキーズ戦を最後に、次戦以降は20試合で10勝無敗。上述のポストシーズン初勝利で11連勝&21戦無敗となった。

 25歳のウリアスは、レギュラーシーズンで両リーグ唯一の20勝(3敗)を上げ最多勝を獲得。世界一になった昨年はリーグ優勝決定シリーズに続きワールドシリーズでも“胴上げ投手”となり、今シリーズ第2戦での白星も含めポストシーズン自身5連勝中。PS通算でも7勝2敗、防御率2.68と大舞台での強さが光る。

 ファンの間では「早すぎる頂上決戦」「事実上のワールドシリーズ」などと称されている今回の名門対決。ブレーブスが待つリーグ優勝決定シリーズに進むのはどちらか…。まずは快進撃を続ける両先発の立ち上がりに注目だ。

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ベースボールキング編集部

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