最後の勇姿はお馴染みのエースナンバーで
日本野球機構(NPB) は14日、西武・松坂大輔投手の背番号を「16」から「18」に登録変更した公示した。
松坂は1999年の入団から8シーズンに渡って背番号18を背負い、メジャーリーグ移籍後もレッドソックスではおなじみの18番で活躍。メッツ時代は「16」、中日加入1年目の2018年シーズンは「99」を背負いプレーしたが、背番号18は“エース松坂”を象徴するトレードマークとして定着していた。
西武の18番は松坂退団後の2007年と2008年は空き番号で、2009年から涌井秀章、2016年から多和田真三郎が着用。松坂が西武に復帰した2019年12月の時点では多和田が18番を着用していたため、松坂はこの2シーズン16番を背負っていたが、今季開幕時点で多和田が育成契約となったため再び「18」が空き番に。10月19日・日本ハム戦(メットライフドーム)が現役最後の登板となる松坂は、慣れ親しんだエースナンバーで最後の晴れ舞台を迎えることになった。
なお、松坂が18番を着用して最後に登板したのは、中日時代の2019年7月27日・DeNA戦以来で、西武時代に限れば2006年10月7日に斎藤和巳(ソフトバンク)と投げあったプレーオフ第1ステージ第1戦以来15年ぶり。球界を牽引してきた男の引退試合へ、舞台は整った。