ロッテ・佐々木朗希

◆ 進化続ける19歳に“新たな引き出し”

 ロッテの高卒2年目・佐々木朗希投手(19)が14日、マジック点灯がかかるオリックスとの首位攻防3戦目に先発し6回無失点と好投。自身3勝目(2敗)とともにチームに51年ぶりとなる優勝マジック「9」を点灯させた。

 佐々木朗は4回まで毎回走者を背負いながらも、最速158キロのストレートに落差の大きいフォークのコンビネーションが冴え渡りオリックス打線を翻弄。6回(86球)を投げて5安打無失点、8三振1四球の好投でリリーフ陣にバトンを託し、優勝争い真っ只中のチームに貴重な1勝をもたらした。

 14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた谷繁元信さんは、この試合最大のポイントに「佐々木朗希の“投球術”」を挙げ、同学年の宮城大弥に投げ勝った19歳右腕を分析。

 谷繁氏は「本人はきょう『状態が悪かった』と言っているんですけど、ストレートが思うところにいっていなかった」と万全ではなかった投球を振り返り、「途中からカットとフォークを多めに使い始めて、フォークを投げ分けるんですよ。空振りをとる、ストライクゾーンに投げる。これは意図的にやっているように見えたんですよ」と、カウントに応じてフォークの高低をコントロールし、変化球で投球を組み立てていたと指摘した。

 この日奪った8個の三振のうち、フォークが決め球だったのは6個で、そのうち2個は高めからゾーンに落とした見逃し三振。球速140キロ台のフォークを操り打者を翻弄する姿に、数多の好投手をリードしてきた谷繁氏も「こういうことが出来るのか」と感嘆の声を漏らしていた。

 “悪いなりにも試合をつくる”新たな引き出しを見せた佐々木朗。無限のポテンシャルを秘める右腕は、優勝争いを繰り広げるチームにとって欠かせない戦力になっている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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