2021.10.14 18:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 5 | 終了 | 6 | 福岡ソフトバンクホークス |
楽天生命パーク |
ベテランが値千金の一打
ソフトバンクの38歳ベテラン・川島慶三が値千金のV打を放ち、大逆転でのCS進出に望みをつないだ。
CS圏内まで6ゲーム差の4位・ソフトバンクは14日、3位の楽天と対戦。2-2の同点で迎えた7回裏、楽天の1番・山﨑剛に2ランを浴びるなど、3点のリードを許す展開に。
しかし、直後の8回表、ソフトバンクが反撃にでる。四球とヒットなどで満塁の好機を作ると、4番・柳田悠岐の適時打に相手のエラーも絡み、一気に同点。なおも、二死二塁の場面で、ベテラン・川島が代打で登場。すると楽天・安樂が投じた5球目のチェンジアップを捉え、外野の頭を悠々と越える勝ち越しの三塁打となった。
結果的にこれが決勝打となり、ソフトバンクが勝利。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、「【絶対】代打・川島慶三 値千金の決勝打【諦めない】」というタイトルでベテランの一打を紹介。ファンからは「勝負強さはまだまだ健在」、「これぞベテランという活躍」と絶賛されていた。
この日の適時打で川島の得点圏打率は「.304」となり、CS出場ラインとなる3位楽天とのゲーム差は残り7試合で「5」。厳しい状況に変わりはないが、頼れるベテランの一打で勢いに乗っていきたいところだ。