ニュース 2021.10.16. 06:59

楽天、首位の背中が遠のく連敗…逆襲のカギは「抑え・涌井」にあり?

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楽天・涌井秀章

15日に一軍復帰


 楽天は15日、本拠地で西武に1-5で敗戦。

 自身初の2ケタ勝利を目指した瀧中瞭太は7回2失点(自責点1)と力投を見せたが、リリーフ陣が打ち込まれて2連敗。首位との差は4.5ゲームに広がった。




 不安視されているのが、守護神・松井裕樹を欠くブルペン陣。

 15日の試合も1-2で粘っていたところ、8回に森原康平が山川穂高に3ランを被弾。重すぎる3点を加えられてしまった。

 逆転優勝に向けて、それが叶わずともクライマックスシリーズからの下剋上に向けて、リリーフの再構築は避けて通れない道。15日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、新たな可能性について解説陣が言及した。



 大久保博元氏はこの日に一軍復帰したベテラン・涌井秀章について触れ、「涌井がフェニックス・リーグに行っていて、2イニングで帰ってきたと。先発に戻す気はさらさらないんじゃないかと思うんですよね」と予想。

 宮崎では先発で登板したが、2イニングで切り上げて一軍合流したという流れを受け、「ここから上を目指していくという中で、涌井を抑えにするということを決めているんじゃないですか?」と指摘した。


 同じく番組に出演した平松政次氏も、「先発の頭数はいるのでね。あとは最後を抑えてくれるピッチャーを、と。松井がいないだけに」と、涌井を後ろに持ってくるという可能性について考えながら、「技術は持っていて、経験もあるしね。十分やってくれると思いますよ」とコメント。

 15日の試合で出番はなかったが、もしリードした展開で終盤を迎えていたら、涌井の登場はあったのか…?今後の試合から目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』



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