両助っ人が6打点を挙げる大活躍
首位のヤクルトは3位の巨人に逆転勝利し、優勝マジックを「6」に減らした。
ヤクルトは初回に3点を先制されるも、2回にサンタナの16号ソロ、3回には青木宣親の9号ソロで1点差に追い上げる。2-4で迎えた6回にはサンタナの17号2ランで同点。相手に勝ち越しを許した直後の7回には山田哲人の適時二塁打で1点差に詰め寄ると、無死一、二塁からオスナに逆転の13号3ランが飛び出し試合をひっくり返した。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「オスナは(村上が歩かされて)打てなかったから4打席目は気持ちが乗っていた。難しいインサイドのボールを見事に振り抜いた」と逆転弾を振り返り、「今年のヤクルトの強さは両外国人が加わったことで打線がものすごく厚くなって勝ち続けている。(その強さが)今日のゲームが象徴している。見事に力を発揮している」と今季加入した両助っ人の活躍を絶賛した。
同じく解説を務めた大久保博元さんはヤクルト打線について「打者は(投手との)駆け引きではなく自分のスイングをするんだという攻めの姿勢ができている」と指摘し、両リーグトップの588得点を記録している好調の要因を説明した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』