2021.10.17 18:00 | ||||
阪神タイガース | 2 | 終了 | 4 | 広島東洋カープ |
甲子園 |
どうやって1点を奪うのか!?
優勝争いを繰り広げている阪神が広島に敗れ、同日の試合で勝利した首位・ヤクルトの優勝マジックは「4」となった。
広島を上回る10安打を放ちながら、ロハス・ジュニアの2ランによる2点にとどまった阪神打線について、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた谷繁元信さんは「きょうも初回、近本が出て、中野がそのまま打って進塁できずに0点。2回も先頭が出て結局二塁に進めずゲッツーに終わっている」と指摘。
今年の阪神は打ち勝ってきたことを理解しつつも、「全体的な状態が落ちている」と主張。そして、「ヤクルトでは、走者が一塁にいるところで青木がどうやっても引っ張ろうという打ち方をする。そういうのが阪神の選手には見られない」と述べ、「今からでも遅くない。技術を持っている選手も多いので、そういうところも意識していければ、1点ずつでもコツコツいけるんじゃないか」と助言した。
残り7試合での逆転優勝には、7戦全勝した上で、ヤクルトが3勝5敗と厳しい状況には変わりはない。しかし、その先にはCSでの戦いも待ち受けているだけに、どうやって1点を奪い取っていくのか、残り試合でその形を見出すことができるのかにも注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』