変則左腕に大器、かつてのドラ1も…
ソフトバンクは18日、渡邉雄大投手(30)、川原弘之投手(30)、育成選手の吉住晴斗投手(21)の3選手に来季の選手契約を結ばない旨を通達したと発表した。
渡邉はBCリーグ新潟から2017年の育成ドラフト6位で入団し、昨季途中に支配下昇格した変則左腕。支配下2年目の今季はブルペンの一角として期待されたが、6試合の登板にとどまり防御率4.50、1ホールドの成績。9月に30歳の誕生日を迎えた節目のシーズンで自由契約となった。
川原は高卒12年目の大型左腕。故障の影響で一時は育成契約となっていたが、2019年春に支配下復帰を果たすと、プロ初ホールドをマークするなど19試合に登板し台頭。昨季も22試合に登板して防御率2.00、4ホールドの成績を残していた。しかし、今季はファームでも成績が振るわず、一軍登板わずか3試合。プロ未勝利のまま岐路に立たされることになった。
吉住は鶴岡東高から2017年ドラフト1位で入団した右腕。育成契約となって迎えた4年目の今季はフォーム変更などで活路を模索したものの、ファームでも登板3試合にとどまり支配下昇格ならず。この4年間の通算成績は一軍登板なし、二軍通算15試合(23回1/3)で0勝2敗、防御率5.01の成績。2年連続で非情通告を受けることになった。