松坂と同じく高卒ドラ1でプロ入り、そしてメジャーへ
パドレスのダルビッシュ有投手(35)とツインズの前田健太投手(33)が、自身のSNSで19日に引退登板を行った西武・松坂大輔投手(41)へ感謝の思いをつづった。
ダルビッシュは2009年WBCで侍ジャパンのメンバーとして松坂と共闘。メジャーの舞台で投げ合うことはなかったが、ともにワールドシーズの舞台で先発を託されるなど最高峰の舞台を経験。「プロ1年目に投手としての格の違いを感じ、WBCでは皆に優しく人としての格の違いを感じました。今までの誰よりもプレッシャーのかかる状態でメジャーに行き、日本のファン、選手達のために投げてくださったことに本当に感謝しています。松坂さん、本当にお疲れ様でした」と感謝の思いをツイートした。
前田は松坂が横浜高のエースとして活躍し、延長17回の死闘となった1998年夏の甲子園準々決勝・PL学園戦に影響を受けたことを明かし、「僕の子供の頃からのヒーロー。PL対横浜の試合は何十回も見直した。あの試合で松坂さんに憧れを持ち始め、PL学園の粘り強さ、かっこよさにも憧れ、大阪で育った僕はこの試合を見て目標を決めました。PL学園に入学し松坂さんみたいな投手になる。同じ18を背負えてるのはうれしいし、僕自身もたくさん子供たちから憧れてもらえるような投手になれるよう頑張ります」などと自身のインスタグラムにつづった。
両投手とも松坂と同じく高校時代から甲子園で活躍し、高卒ドラ1でプロ入り。そして、互いに日本で圧倒的な実績を残し松坂と同じくメジャーへ旅立った。