左腕2人に非情通告
西武は20日、小川龍也投手(30)と榎田大樹投手(35)に来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。
小川は千葉英和高から2009年ドラフト2位で中日に入団し、2018年途中に金銭トレードで西武に加入。貴重なリリーフ左腕として2019年にはキャリアハイの55試合に登板していたが、左肘の手術を受けて臨んだ今季は一軍での登板が5試合止まり。ファームでは31試合に登板して1勝1敗、防御率0.85の成績だった。
榎田は社会人の東京ガスから2010年のドラフト1位で阪神に入団。2018年春に交換トレードで西武に加入すると、移籍初年度に2桁11勝を挙げる活躍を見せた。しかし、以降は年々登板機会を減らし、今季はここまでプロ入り後初の一軍登板ゼロ。ファームでは13試合(19回2/3)に登板して1勝1敗、防御率1.83の成績をマークしていた。