ニュース 2021.10.21. 07:44

首位・オリックスは痛恨の逆転負け 達川氏が継投に疑問「総力戦でいっても…」

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オリックス・富山凌雅投手<写真=北野正樹>
2021.10.20 18:00
オリックス・バファローズ 2 終了 5 東北楽天ゴールデンイーグルス
京セラD大阪

6回の継投成功で「この試合は勝ったなと思った」


 オリックスは3位・楽天を本拠地に迎えた一戦で、終盤に救援陣がつかまり痛恨の逆転負け。試合のなかった2位・ロッテのマジックは1つ減り「5」となった。

 オリックスは1点ビハインドの5回に二死一塁の場面で9番・伏見寅威が則本昂大から4号2ランを放ち一時逆転するも、7回に3番手・富山凌雅が二死二・三塁のピンチを招き、1番・山﨑剛に左前2点適時打を浴び再逆転。さらに、続く岡島豪郎に許した中前打を中堅・福田周平がファンブルする間に一走・山﨑の生還を許すなど、ミスも絡み7回だけで一気に4点を失った。

 この試合のポイントについて、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した達川光男さんは「中嶋監督の継投」とコメント。投手交代のタイミングがこの試合の分岐点になったと主張した。

 オリックスは先発の山﨑福也が6回二死一・三塁の場面で4番・島内宏明にストレートの四球を出し満塁となったところで投手交代を決断。一打逆転のピンチで登板した吉田凌が5番・鈴木大地を空振り三振に仕留める好救援で起用に応え、1点リードで終盤の攻防に突入した。

 しかし、7回の頭からマウンドを託された左腕・富山が一死から茂木栄五郎、渡邊佳明に連打を浴びて一・二塁とされると、楽天は右の代打・横尾俊建を起用。オリックスベンチは動かず、富山は横尾をニゴロに抑えたが、二死後の1番・山﨑剛に逆転適時打を許し、2番・岡島豪郎にも連続適時打を許し3失点。一気に畳み掛けられ試合をひっくり返された。

 達川さんは、6回の継投は「迷いなく吉田(凌)に代えて、この試合は勝ったなと思ったんですよ」と振り返ったが、7回は失点直前に代打・横尾が登場した場面で「(中嶋監督が)高山投手コーチとものすごく話してたんですよね。代えるかどうか迷ったと思う。その迷いがこういう結果になったのでは」と、投手起用の迷いが失点につながった可能性があるとの見解を示した。

 また、横尾を乗り越えれば左打者が続くラインナップだったということもあって、「そこまでいこうという考えがあったのかな」とオリックスベンチの“我慢”の背景を推察したが、振り返ってみれば富山の被安打4本は全て左打者に許したもの。

 達川さんは「この試合を含めてあと3試合ですから、総力戦でいっても良かったのかな」と、一挙4点を失った7回の継投を振り返り、同じく番組に出演していた金村義明さんも「力のあるピッチャーをどんどん使ったほうがいいと思います」と同調していた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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