坂本勇人がビデオメッセージ
ANOC(国内オリンピック委員会連合)は現地時間24日、ギリシャで『ANOCアワード2021』を開催し、東京オリンピックで金メダルを獲得した野球日本代表・侍ジャパンが「最優秀男性チーム賞」を受賞したことを発表した。
稲葉篤紀監督が率いた侍ジャパンは、故障者やコンディション不良の影響で大会直前にメンバーの入れ替えを強いられたが、高卒4年目の21歳から“1988年世代”と称される32歳まで計24名の選手が奮闘。本大会を5戦5勝の無敗で頂点まで駆け抜け、「野球」の正式競技採用後では初となる金メダルを獲得した。
表彰式では大会ベストナインにも選出された巨人の坂本勇人選手(32)がビデオメッセージを寄せ、「野球日本代表チームが最優秀男性チーム賞を受賞したと聞き、大変光栄に思っております。チームを代表して御礼申し上げます」とあいさつ。「オリンピック競技に野球、そしてソフトボールが復活するように、全世界に野球の魅力を伝えられるようにこれからも精進していきます。この度は本当にありがとうございました」と、さらなる野球普及へ尽力することを誓った。
なお、最優秀女性チーム賞は7人制女子ラグビーで金メダルのニュージーランド代表が受賞。最優秀男性選手賞は男子マラソンで金メダルに輝いたエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)、最優秀女性選手賞は競泳女子バタフライ100メートルで金メダルを獲得したマギー・マクニール選手(カナダ)が受賞した。