球界では初受章
政府は26日、2021年度の文化勲章受章者を発表し、巨人の終身名誉監督を務める長嶋茂雄氏(85)が受章した。
スポーツ界からの受章は水泳の古橋廣之進(2008年受章)以来2人目で、野球界からは初の栄誉となった。
長嶋氏の受章に際し、日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーは祝福のコメントを寄せ、「今もなお、野球界のみならずスポーツ界の発展と向上にご尽力され、東京オリンピックの聖火ランナーを務められた姿には、私だけでなくないでしょうか」と、今夏の東京オリンピックで大役を務めた姿にも言及。
「野球を社会の文化的公共財として発展させることに努める私どもとしても大きな喜びです」と球界初の受章を祝福した。