メジャーリーガーも認めるMVP
アメリカ・メジャーリーグ選手会は28日(日本時間29日)、選手間投票で行われる『Players Choice Awards』各部門の受賞選手を発表。エンゼルスの大谷翔平が、選手の選ぶ「年間最優秀選手」と「ア・リーグ最優秀野手」の2部門をダブル受賞した。
「ア・リーグ最優秀野手」は2004年のイチロー以来2人目の受賞で、「年間最優秀選手」は日本人選手では初となる快挙だ。
大谷は今季、打者としてはメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。投手では23登板で9勝2敗、防御率3.18、130回1/3で156奪三振を記録し、7月に行われたオールスターでは史上初となる投打同時出場も成し遂げなるなど、アメリカの球史にその名を刻んだ。
年間最優選手のファイナリストには、シーズン終盤に大谷を抜き去り48本で本塁打王に輝いたブルージェイズのウラジーミル・ゲレロJr.と、フィリーズのブライス・ハーパーが名を連ねていた。