“新庄劇場”ふたたび…
日本ハムは29日、次期監督に新庄剛志氏が就任することを発表。
2004年から2006年にかけて北の大地を魅了したスーパースターが、ついにグラウンドに帰ってくる。
新庄氏は1972年1月28日生まれの49歳。
西日本短大付高から1989年のドラフト5位で阪神に入団すると、2000年までタテジマのユニフォームを着てプレーした後、2001年からは海を越えてメジャーリーグへ。
2004年に日本ハムで日本球界に復帰すると、登録名「SHINJO」として北海道に移転したチームの中心的存在に。多くの伝説を残し、2006年シーズン限りで現役から退いた。
引退後はプロ野球界とは離れて活動を続けていたが、2019年の11月に突然の「現役復帰」を宣言。
2020年の12球団合同トライアウトにも参加し、安打を放ったものの獲得に名乗りをあげる球団は現れず。2020年12月をもって現役復帰の断念を発表していた。
そんな中でこの秋、突如として持ちあがった「新庄監督」の報道。
栗山英樹監督の退任セレモニーは行われたものの、チームは今季の公式戦を2試合残している状況で、球団が正式に次期監督就任を発表した。
来季が札幌ドーム最終年、そして2023年シーズンからは新球場・エスコンフィールド北海道での戦いが待っている北海道日本ハムファイターズをどのように“変革”していくのか。“新庄劇場”の新たな幕開けが迫っている。