2021.10.29 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 4 | 終了 | 1 | 東京ヤクルトスワローズ |
マツダスタジアム |
粘りの投球で最少失点に抑える
広島の九里亜蓮が5回を1失点に抑え、リーグトップタイの13勝目を手にした。
今季のセ・リーグ最多勝を目指す九里は、中4日で29日のヤクルト戦に先発登板。2回に、連打と四球などで満塁のピンチを迎えると、2番・宮本丈の犠牲フライで先制点を与えたが、九里を援護したい打線が4回裏に奮起。先頭の3番・小園海斗が同点ソロを放って追いつくと、ヒットを打った坂倉将吾を塁に置いて、6番・菊池涼介が適時打二塁打を放ち、一気に勝ち越した。
九里は勝ち投手の権利がかかる5回を三者凡退に仕留めると、その裏の打席で代打を送られて降板。打線が6回にも2点を加えると、ケムナ誠、バード、森浦大輔、島内颯太郎、栗林良吏の継投でリードを守り抜いた。
九里は中4日のタイトなスケジュールの中で5回を99球、1失点と粘り、阪神の青柳晃洋と並ぶ13勝目をマーク。すでに阪神は最終戦を終えており、自身初となる最多勝のタイトル獲得が決定した。