相手はその年からリーグ連覇を成し遂げるオリックス
福岡ソフトバンクホークスの主催試合を中継するスポーツライブ+にて、11月よりスタートする新番組『球人たちの記憶』。
この番組は、福岡ダイエーホークスの主催試合のなかから特にファンの印象に残る試合にスポットを当て、その試合の当事者たちが映像を見ながら当時のことを振り返るというファン必見の内容となっている。
11月2日(火)20時放送の第1回で取り上げるのが、王貞治監督の本拠地初采配となった1995年4月8日のダイエーvs.オリックス。
当時のオリックス・ブルーウェーブといえば、その年に首位打者・打点王・最多安打・盗塁王・最高出塁率の五冠を成し遂げてシーズンMVPにも輝くイチローを擁し、2位・ロッテに12ゲーム差をつけてリーグ制覇を達成する強豪だ。
対するダイエーは借金18の5位と苦しいシーズンとなるのだが、この日は先発・工藤公康が強力・青波打線を相手に奮起。試合は1点を争う接戦となる。
初回のゲストはダイエーの「2番・遊撃」で出場していた浜名千広氏と、オリックスの「4番・一塁」で出場していた藤井康雄氏。
あれから26年の時を経て、この試合をグラウンドレベルで知る選手たちはどのように当時を振り返るのか…。オールドファンにとって、たまらない内容となることは間違いない。
また、ダイエーの先発が今季までソフトバンクの指揮官を務めていた工藤公康氏で、「9番・一塁」で先発していた藤本博史氏は来季からソフトバンクの一軍監督に就任と、当時を知らないファンにとっても、監督の現役時代の活躍ぶりを知ることができる貴重な機会になる。
一方のオリックスも、今季が25年ぶりのリーグ制覇だったように、前回優勝時の試合映像をしっかりと見られるチャンスはなかなかない。ベテランファンだけでなく、多くのファンが楽しめるポイントが散りばめられているはずだ。
1995年4月8日・両チームのスタメン
▼ オリックス・ブルーウェーブ
1.(中)田口壮
2.(右)イチロー
3.(指)ニール
4.(一)藤井康雄
5.(二)福良淳一
6.(左)D・J
7.(遊)小川博文
8.(捕)高田誠
9.(三)本西厚博
P. 佐藤義則
▼ 福岡ダイエーホークス
1.(三)松永浩美
2.(遊)浜名千広
3.(中)秋山幸二
4.(左)ミッチェル
5.(右)ライマー
6.(捕)吉永幸一郎
7.(指)石毛宏典
8.(二)小久保裕紀
9.(一)藤本博史
P. 工藤公康