ここ2年は一軍登板なし
DeNAは30日、所属する齋藤俊介投手(27)が今季限りで現役引退することを発表した。
成田高から立教大、社会人のJX-ENEOSを経て2017年のドラフト4位で入団も、プロ4年間で一軍出場は2019年の1シーズンのみ。通算16試合の登板で0勝1敗、防御率は5.76という成績だった。
千葉県の出身、1994年1月7日生まれの27歳右腕。
2年目の2019年に一軍デビューを果たし、昨季もオープン戦で良いアピールを見せたが、6月に首の故障で戦線を離脱。二軍でも7試合の登板に留まるなど、悔しいシーズンを過ごした。
迎えた今季も、ファームで登板が3試合あったのみ。2年連続で一軍登板なしに終わり、今季限りでユニフォームを脱ぐ決断を下した。
齋藤俊介投手・コメント
今季限りで引退することを決断いたしました。
入団してからなかなか思うようなプレーが出来ず苦しい時もありましたが、支えてくださった監督、コーチ、トレーナー、スタッフ、そしてファンの皆さまのお陰で最後の最後まで頑張り抜くことが出来ました。
リハビリばかりで大変だったはずなのですが、浮かんでくるのは必死にサポートしてくれたトレーナーとコーチの方々のことや、チームのみんなと一緒に戦えたこと、大きな声援で力をくれたファンの皆さまのことなど、嬉しかったり楽しかったことばかりです。
あの嬉しさや感動があったから、どんなに辛くても乗り越えてこれたと思います。
僕に関わってくれた皆さんのおかげで悔いなく引退することができて、僕の野球人生は本当に幸せでした。
次のステージでもどんな困難も明るく乗り越えて自分らしく精進していきます。
今まで本当にありがとうございました。