ソフトバンク・工藤監督

◆ 相次いだ故障者にコロナ禍も作用!?

 30日にパ・リーグの全日程が終了し、最終的な順位が確定した。

 今年はオリックスの最下位からの優勝が大きな話題となったが、同じくらい大きなインパクトを残したのが、日本一4連覇中の“絶対王者”ソフトバンクのBクラス。最低でもAクラスで終わってクライマックス・シリーズ(CS)には駒を進めてくるかと思われたが、60勝62敗21分けの4位という結果に終わった。 

 30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、今季CSを逃した3チームの今季をプレイバック。チーム防御率がリーグトップの「3.25」、失点もリーグ最小の「493」、一方のチーム打率もリーグトップタイの「.247」で、得点(564点)と本塁打(132本)もリーグ2位の数字を残しながら低迷したソフトバンクについて、解説を務めた谷沢健一さんは故障者の存在を指摘した。

 投手陣に関しては、「千賀が春先に故障したり、モイネロも森もいなかったり、噛み合わなかった」との見解を示し、打線に関しても「栗原とか、リチャードとか、三森とかは出てきたけど、周東とか、怪我で出場できなかったのは痛い。ベテランの調子が良くないのに使うしかなかったのも苦しかった」と主張。

 同じく、解説者として出演していた高木豊さんは「打てない打てないと言っていたが、ある程度の点は取ってきている。ただ、噛み合わせが悪いところもあった」と述べ、「ところどころで故障したり、乗るに乗れない。全体的にチームが疲れていたのかな。毎年勝って、優勝争いをして、勤続疲労もあって、故障があって、(部分的な)成績はいいが、全体的なモチベーションが上がってこない感じがした」とコメント。故障者の続出とともにメンタル面の影響についても言及した。

 これには、谷沢さんも「PayPayドームのファンは熱い人が多い。無観客試合が多かったことで気持ちが乗りきらなかった部分もあったのではないか」と指摘。緊急事態宣言期間中、本拠地での試合を無観客で行うことが多かったこともモチベーションに影響したのではないかと主張した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】福岡ソフトバンクホークスを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

リーグ連覇、さらには日本一奪還を目指すソフトバンクは上沢直之など投手陣を強化。甲斐拓也の穴埋めが課題となるが、海野隆司ら若手捕手の成長に期待!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む