ド軍時代の2013年には打率.328、OPS.788を記録
アストロズのザック・グリンキー投手(38)が31日(日本時間11月1日)、ブレーブスとのワールドシリーズ第5戦に代打で出場。痛烈な右前打を放ち崖っぷちのチームを鼓舞した。
メジャー通算219勝を誇るベテラン右腕。今シリーズは前日の第4戦に先発登板し、チームは敗れたが4回無失点と粘り役割は果たした。1勝3敗とあとがないこの日の第5戦では、4-5と1点ビハインドで迎えた4回に2番手右腕のイミ・ガルシアの打順で代打出場。一死無走者の場面でブレーブスの2番手右腕・チャベスと対戦し、2球目のシンカーをものの見事に右前へ弾き返した。鮮やかなクリーンヒットに敵地ファンは騒然。ベンチで戦況を見つめていたアストロズの選手たちからは笑顔が見られた。
グリンキーは打力にも定評があり、15勝を挙げたドジャース時代の2013年には打率.328(58打数19安打)、OPS.788を記録しシルバースラッガー賞を受賞。先発登板した前日の第4戦でも中前打を放っており、今シリーズ2試合連続安打とした。