昨年6月に巨人から移籍「5年間、本当にありがとうございました」
楽天は1日、池田駿投手(28)が今季限りで現役を引退することを発表した。
池田は新潟明訓高から専修大、社会人のヤマハを経て2016年のドラフト4位で巨人に入団。昨年6月にゼラス・ウィーラー選手とのトレードで楽天に加入し、昨季は21試合に登板していたが、今季は一軍登板ゼロに終わっていた。
池田は楽天球団を通じて「5年という短いプロ野球人生でしたけど、2球団でお世話になり、いろいろな方と出会い、貴重な経験をさせていただきました。ジャイアンツの時、初先発の相手が楽天イーグルスだったので、勝手に縁を感じていました。イーグルスはいいピッチャーが多く、皆さん優しく接してくださり、本当に感謝しかありません。一軍ではなかなか投げられず、有名ではない自分のことを各地まで応援しに来てくださったファンの皆さんにこの場を借りて御礼を言いたいです。5年間、本当にありがとうございました」とコメントした。
プロ通算5シーズンの一軍通算成績は83試合の登板で2勝3敗5ホールド、防御率3.95。今季はファーム32試合に登板し1勝2敗、防御率1.52の成績だった。