● ヤクルト 7 － 9 広島 ○
＜25回戦・神宮＞

　広島は今季最終戦に勝利。9回を締めたルーキーの栗林良吏投手（25）は新人最多記録に並ぶ37セーブ目（0勝1敗）をマークした。

　栗林は3点リードの9回に登場。先頭の宮本にプロ初被弾となる右越えソロを浴びたが、後続を抑え今季最終登板を最少失点で終えた。

　1年目での37セーブ到達は、2015年のDeNA・山﨑康晃に並ぶ新人のシーズン最多記録。また、7月14日の中日戦（マツダスタジアム）から20試合連続セーブとし、こちらは2009年の中日・岩瀬仁紀と並ぶ歴代2位の記録となった。

　ドラ1右腕は開幕から守護神を任され、53試合に登板し0勝1敗37セーブ、防御率0.86をマーク。チームはBクラスに終わったものの、栗林自身は東京五輪の金メダル獲得に貢献するなど、圧巻のルーキーイヤーを駆け抜けた。