2021.11.01 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 7 | 終了 | 9 | 広島東洋カープ |
神宮 |
2年目の躍進に期待!
広島の高卒ドラ4ルーキーの小林樹斗が1日、今季最終戦となった神宮でのヤクルト戦に先発登板。4回途中6失点(自責4)という内容でプロ初登板を終えた。
小林は初回、2回を三者凡退で終える上々のスタートを切り、打線も2回までに5点を奪うなど、18歳の新人右腕を援護した。しかし3回、3本のヒットに自身の暴投も絡んで2点を失うと、4回は先頭の村上宗隆こそ2打席連続の三振に仕留めたものの、二死二塁からの連打と連続四球で追いつかれ、最後は一塁手・坂倉将吾の失策で勝ち越しを許した。
結局、小林は4回を投げきれないまま降板となったが、今後に期待を抱かせるピッチングを披露。これには、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた笘篠賢治さんも、「初登板でも飄々と、慌てるような表情を見せなかった」と、ルーキーらしからぬマウンド度胸を評価。
さらに、「村上からとった三振の腕の振りなどは良かったけど、まだまだスタミナや打たれたイニングはフォークにしても腕が少し緩んでいた」と課題を指摘しつつも、「手応えを感じる投球を見せてくれた」と、今後への期待を口にした。
また、同じく同日の放送で解説を務めた高木豊さんは「奥川の初登板を見ているような感じだった」とコメント。「奥川もいいボールはあるんだけど打たれた。まとまりはあるし、一つひとつのボールはいいと思う。それをどういう風な投げ方をしていくか、それによって全然変わってくる」述べ、今年飛躍した高卒2年目右腕の名前を挙げつつ、同じような道を歩む可能性は十分にあるとの見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』