他球団での現役続行か
日本ハムは2日、村田透投手(36)と鶴岡慎也バッテリーコーチ兼捕手(40)が今季限りで退団することを発表した。
鶴岡は2002年のドラフト8巡目で日本ハムに入団し、2009年にゴールデングラブ賞、2012年にはベストナインに輝き、日本ハムのリーグ制覇に4度貢献。ソフトバンクへのFA移籍を経て2018年に日本ハムに復帰し、2019年からはコーチ兼任でチームを支えてきた。
復帰初年度の2018年こそ101試合に出場したものの、ここ3シーズンは年々出場機会を減らしており、今季は13試合の出場で打率.263(19-5)、0本塁打、0打点の成績。来季も現役を続行することになれば、プロ20年目は他球団のユニフォームに袖を通すことになる。
村田は2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団した右腕で、2010年に戦力外通告を受けて渡米。インディアンスとのマイナー契約を経て、2016年オフに日本ハムに加入し、2017年シーズンに日本ハムでNPB一軍デビューを果たした。
昨年オフには、日本ハムから一度自由契約となった旨が発表されたが、同年末に異例の再契約が発表され、日本ハムでプレーを続行。今季は8試合(9回2/3)を投げて0勝0敗、防御率9.31の成績。ファームでは18試合(37回2/3)で3勝2敗、防御率3.58をマークしていた。