1998年Vを知るレジェンドが帰還
DeNAは3日、斎藤隆氏(51)と鈴木尚典氏(49)、小杉陽太氏(35)の3名と来季のコーチ契約を締結したことを発表した。
斎藤氏と鈴木氏は1998年のリーグ優勝と日本一に貢献した球団のレジェンドで、小杉氏は2017年に現役を引退した投手。3人のコーチポジションについては追って発表される。
斎藤氏は1991年ドラフト1位で横浜大洋に入団し、2005年オフにアメリカ球界へ挑戦。楽天でのNPB復帰を経て2015年に45歳で現役を引退した。その後はパドレスの編成に関わり、昨季はヤクルトの投手コーチに就任し指導者キャリアをスタート。横浜(DeNA)には17シーズンぶりの復帰となる。
鈴木氏は1991年から現役を引退する2008年まで横浜一筋。現役時代は高い打撃センスを武器に首位打者を2度獲得し、「ハマの安打製造機」の愛称で親しまれた。引退後もファームの打撃コーチ、ジュニアチームの監督など球団業務に携わり、昨季からBCリーグ・神奈川フューチャードリームスの監督を務めていた。
小杉氏は2008年のドラフト5位で横浜に入団し、プロ通算86試合5勝9敗2ホールド、防御率5.04の成績で2017年に現役を引退。今季は四国学院大学硬式野球部の投手コーチに務め、5シーズンぶりのDeNA復帰となった。