単年1300万ドルのオプションも放棄
マリナーズは現地時間3日(日本時間4日)、菊池雄星投手(30)が来季の契約オプションを放棄し、フリーエージェント(FA)になったことを発表した。
菊池は2018年オフにポスティングで西武からマリナーズに移籍。2022年シーズン以降の契約については球団側に4年総額6600万(約75億3500万円)ドル、選手側に1年1300万ドル(約14億8400万円)の契約オプションがあったが、球団のみならず菊池もこのオプションを行使することなくFAとなることを選択したという。
メジャー3年目の今季は29試合に登板し7勝9敗、防御率4.41の成績。前半戦はチーム最多98回1/3を投げ6勝4敗、防御率3.48と好投していたが、オールスター後は1勝5敗、防御率5.98とパフォーマンスレベルが落ち、最終盤は先発ローテーションからも外されていた。
MLB公式サイトは、菊池が高額な契約オプションを自ら放棄したことを驚きも交えて伝え、日本球界復帰の可能性についても言及。来季はどこでプレーすることになるのか、このオフの動向が注目される。