ニュース 2021.11.07. 06:59

追い詰められた阪神…解説陣からは「原点回帰」のススメ

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6日の試合、大山はベンチスタートだった (C) Kyodo News

解説陣は「打順」に着目


 「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」が6日に開幕。

 ホームに巨人を迎えた阪神は0-4で完敗。もう負けられない状況に追い込まれた。




 シーズン終盤に不調な選手や故障者が出た阪神。それだけにラインナップにも注目が集まったが、この初戦は1番に島田海吏を置き、故障から復帰の近本光司を3番で起用。

 4番にジェフリー・マルテを据え、5番・6番は糸原健斗と木浪聖也と、全体的に破壊力よりもつながりを重視した並びで挑んだ。

 しかし、相手先発の菅野智之も好調だったとはいえ、散発5安打で完封負け。9回に見せ場は作ったとはいえ、相手の四球絡みで作ったチャンスであと1本は出なかった。



 6日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、阪神の“打順”が話題に。出演した解説陣は「原点回帰」をキーワードに挙げる。

 高木豊氏は、「阪神には阪神のスタイルというものがある」とし、特に絶好調だった前半戦では打線の勢いが大きな強みになっていた点を強調。

 つづけて、「今季で言えば20発以上打っている打者が4人もいて(佐藤輝明・マルテ・大山悠輔・サンズ)、それが今日はマルテ1人しかラインナップに入っていない」と語り、「やっぱり大山を使うべきだし、佐藤も使って良いと思うんですよね。戦ってきた阪神の形、一番多かった形を大事にしてほしいなと、僕は思いますね」と持論を展開した。


 同じく番組に出演した解説者の谷繁元信氏も、「今日のスタメンと、例えば5回の攻撃などを見ると、やっぱり機能していないので、豊さんも言われたように“原点”ではないですけど、今年スタートした形というのが僕も良いんじゃないかなと思いますね」と同調。

 7日の試合では崖っぷちでの“原点回帰”となるのか…。谷繁氏は自身の経験から、「ファーストステージの初戦って、負けると次の日までがめちゃくちゃ長かった。次の日のシミュレーションをずっとするんですけど、なかなかまとまっていかない」と、“時間”にも追い詰められていく点も指摘する。


 そんな中、あすは今季最多勝に輝いた青柳晃洋が先発。

 今季の対巨人は3戦して2勝1敗、防御率2.25と好相性だが、谷繁氏は「後がないところでの先発って経験がないと思うんですね。それが普段通り、いつもの対巨人という形でできるかだと思う」とコメント。

 追い詰められた状況での“開き直り”は見られるか、阪神の意地に期待したい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』



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