引退直後にコーチキャリア開始
楽天は8日、鉄平一軍打撃コーチ(38)と野村克則育成捕手コーチ(48)が本人の申し出により退団することを発表。あわせて、今季現役を引退したヤクルト・雄平(37)の打撃コーチ就任、オリックスを退団した佐竹学氏(47)の外野守備走塁コーチ就任を発表した。
雄平はヤクルト一筋18年で、11月1日に引退試合を行った外野手。2009年に投手から野手へ転向すると、トレードマークのフルスイングを武器に通算打率.291、66本塁打、386打点をマーク。2年前にヤクルトで引退した館山昌平氏と同様、引退直後に楽天で指導者キャリアをスタートすることになった。
佐竹氏は2006年に楽天で現役を引退し、そのまま楽天で指導者キャリアをスタート。2011年からはオリックス首脳陣に入閣し、今季は外野守備走塁コーチを務めていた。古巣・楽天には2009年以来13シーズンぶりの復帰となる。
退団する鉄平コーチは2019年から指導者として現場復帰を果たし、昨季から一軍打撃コーチに配置転換。野村コーチも2019年に楽天へ復帰し、今季は育成捕手コーチへ配置転換されていた。