ニュース 2021.11.12. 06:44

奥川に続いた!ヤクルト・高橋奎二の熱投に池田親興氏「コースうんぬんではなく…」

無断転載禁止
ヤクルト・高橋奎二 (C) Kyodo News

6回8奪三振で無失点の力投


 『JERAクライマックスシリーズ セ』ファイナルステージの第2戦が11日に神宮球場で行われ、ヤクルトが5-0で快勝。

 2連勝でアドバンテージを含めた対戦成績は3勝0敗となり、早くも日本シリーズ進出に王手をかけた。




 20歳・奥川恭伸の圧巻の完封劇から一夜明けて、この日の先発を託されたのが24歳左腕の高橋奎二。

 立ち上がりは力みから制球に苦しみ、二死ながら満塁の大ピンチ。それでも、6番・中島宏之を空振り三振に斬ってなんとかスコアボードにゼロを刻むと、2回は2つの三振を奪って三者凡退。3回は二死から安打と四球で一・二塁と再びピンチを招いたが、ゼラス・ウィーラーを左飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

 序盤で2安打・3四球と走者を背負う展開を強いられたが、要所で投げ込むストレートの勢いで巨人打線を圧倒。終わってみれば6回・102球、2安打・3四球も8つの三振を奪って無失点と、見事に先発としての役割を果たした。



 打線も2回に西浦直亨の犠飛で先制に成功すると、その後は粘る菅野智之を前に追加点がなかなか奪えなかったが、6回裏に高橋の代打で出場した川端慎吾が押し出しを選んで待望の2点目。

 さらに満塁から好調・塩見泰隆が走者一掃の3点適時三塁打を放ち、このリードをリリーフ陣が守って見事に完封リレーが完成。ヤクルトが2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。


 11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏は、この日の高橋を「ギリギリだった」と評する。

 結果的には6回無失点だが、立ち上がりについては「力が入っていて、アウトは全部三振でしたけど、キャッチャーからしたら『どうリードしようかな…』というような状態」と、決して良いスタートではなかった点に言及。

 つづけて、「巨人があの初回になんとか1点を奪っていたり、もう少し粘って球数を投げさせていたら、今日の試合は違った形になったかもしれない」と付け加えつつ、高橋の良かった点については、「その中で彼自身がコースうんぬんではなく、強く腕を振ろうとしたこと」と解説。

 開き直って持ち味であるボールの勢いに賭けた点をカギに挙げ、「身体いっぱい使って投げて行こうというのが見えた。踏ん張れる球の強さがあった」と、短期決戦の中で見せた“思い切りの良さ”を讃えた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』



【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西

メジャーリーグ

高校・育成