最優秀守備チームはカージナルスとアストロズ
MLB機構は12日(日本時間13日)、「プラチナグラブ賞」の受賞者を発表し、ナ・リーグはカージナルスのノーラン・アレナド内野手(30)、ア・リーグではアストロズのカルロス・コレア(27)内野手が選ばれた。
同賞はファン投票とセイバーメトリクスの指標を基に、ゴールドグラブ賞受賞者の中から最も守備の優れた選手を各リーグから1名ずつ選出。アレナドは+5.7だったUZR(平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを示す指標)など複数の守備指標でナ・リーグトップの数値を記録し、歴代最多となる5年連続5度目の受賞を果たした。
コレアはDRS(平均的な選手と比較した守備防御点)でリーグ1位の+21をマーク。キャリアハイの26本塁打を放った打撃面だけではなく、守備面でもキャリア最高のシーズンを送った。
また、昨季から設立された各リーグの最優秀守備チームを選出する「ゴールドグラブ・チーム」には、アレナドとコレアが所属したカージナルスとアストロズが初選出。カージナルスは三塁のアレナド以外に、一塁・ゴールドシュミット、二塁・エドマン、左翼・オニール、中堅・ベイダーと、メジャー史上初となる同一球団5選手がゴールドグラブ賞を同時受賞。アストロズは遊撃・コレアのほかに、一塁・グリエルがゴールドグラブ賞を受賞していた。