ロッテは15日、マーティン外野手がアメリカに帰国したと発表した。

　マーティンは球団を通じて「マリーンズファンの皆様、一年間いつも応援いただきありがとうございました。シーズンが終わって自分のSNSにファンの皆様から凄い数のメッセージをいただきました。本当に嬉しかったですし感動しました」とファンに感謝のメッセージを送った。「とりあえず、これからは自宅に戻って、まずゆっくり休んで、その後、来年の準備をしていきたいと思います。来年も頑張りマーティン」と決意を述べた。

　マーティンは今季、打率.233、27本塁打、75打点の成績を残し、レアードとともに打線の中軸を担った。シーズン終盤の9月19日の日本ハム戦で自打球を右足に当て骨折し離脱したが、10月5日に一軍復帰。リーグ優勝は届かなかったが、楽天とのCSファーストステージ第2戦では3－4の7回に値千金の同点ソロ、オリックスとのファイナルステージ第3戦では、1－2の7回にエチェバリアのレフトフライで一塁走者のマーティンが二塁へタッチアップする好走塁を見せた。右足に痛みを抱えながらも、ガッツ溢れるプレーでチームを最後まで鼓舞し続けた。