「本当に心から感謝しています」
DeNAは16日、進藤拓也投手(29)が今季限りでの現役引退を表明したことを発表した。
進藤は西仙北高から横浜商科大、社会人のJR東日本を経て2016年ドラフト8位でDeNAに入団した右腕。ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし12試合に登板したが、2年目以降は一軍定着ならず、通算5シーズンで24試合(28回1/3)、0勝0敗、防御率5.40の成績。今季は一軍登板わずか2試合に終わり、10月5日に球団より戦力外通告を受けた旨が伝えられていた。
進藤は球団を通じて、「今シーズン限りで現役引退する事を決めました。これまで沢山の方の力で大好きな野球を通じてプレーすることができ、両親、家族、トレーナーさん、裏方さん、ファンの皆様には本当に心から感謝しています」とコメント。
横浜で過ごしたプロキャリアについては「チームの力になることは出来ませんでしたが、とても濃い5年間を送ることができました。今振り返っても、プロ初登板を含め多くの満塁の場面で登板させていただき、沢山チャンスを貰いながらも、結果を出すことが出来ずに申し訳なく思っています」と振り返った。
最後はファンへ向けて「5年間沢山のご声援をありがとうございました。これから、どんな人生になるか分かりませんが、精一杯頑張っていきます。本当にありがとうございました」と感謝のメッセージ。30歳の節目を前に第一線から退き、セカンドキャリアへの第一歩を踏み出すことになった。